人間が人間であるために、葬儀業を極める!

8月20日~22日まで葬祭業者や石屋さん、お寺様などの仏事の総合展示会「エンディング産業展」が東京・お台場の東京ビッグサイトで開催されてます。

3日間で沢山の講演会もあり非常に充実した内容です。家族葬や直葬などが増える中、本来の葬儀の意味は何なのか?何のために葬儀をやるのか?葬儀後はどうすればいいのか?等々、いろいろ考えさせられる内容でもあります。本庄・深谷・熊谷を拠点とする「さいたまセレモニー」の営業エリアでも家族葬を中心とした小型葬儀が増えています。小型化するのは結構なのですが、故人様の生きてきた証や価値を、ご遺族ご親族が知らないまま、この世を去ってしまう事には大きな疑問を感じます。

長い人生の中で多くの方に世話になり、世話をしたりと様々な人間関係があった事と思います。その一朝一夕には築きえない人間関係を引き継いで行くのが家族であり、親族の務めなのではないでしょうか?「そんなの面倒くさい」と言われそうですが、それが無ければ家族や祖先の意味がないのでは?

ひいてはこの世に存在する意味がないのでは?とも考えてしまいます。

生まれた時には大勢でお祝いし、生まれた事を広く紹介し、自慢します。

亡くなった時も同じではないでしょうか?遺族の知らない沢山の人生を送ってきた方の最後のお別れを多くの人に知らせ最後のお礼を言っていただく機会を無くしてしまっていいのでしょうか?「うちのじいちゃん亡くなりました。皆さんには本当にお世話になりました」って故人様になり替わり言うのが遺族の務めではないでしょうか?

簡略化の名の下、私たちはドンドン楽な方に流され、人間性を失ってしまう方向に進んでいると思います。これではいつかAIに支配されても仕方ないですね。

私達、葬儀業界は人間が人間であるための最後の砦と自負して、葬儀を始めとする儀礼文化を伝承し続けていきます。それが葬儀業界の本当の使命だから。

投稿日:2019年08月21日